クラウド運送管理システム導入での問題点とは？

クラウド運送管理システム導入での問題点とは？

クラウド運送管理システムを導入する際の問題点ですが、クラウド型とはインターネット上に存在するアプリケーションを運送管理に関わる複数のユーザーが共通で利用するイメージです。
個々のデータなど機密に当たる情報は他社から見たり操作したりできないようになっていますが、アプリケーションそのものは共有です。
このため、業務上で自社独自の仕組みを構築していたりすると、共有アプリケーションでは対応していないケースが発生するおそれがあります。
ある程度の範囲内であれば種々の設定が自由にできるようになっていますが、あまりにも特殊な仕事の流れには対応できなかったりもするわけです。
ですので、クラウド型システムを導入する前には、しっかりとそのアプリケーションの評価を行い、自社の仕事にマッチしているかどうかを確認してからにすることが大事です。
もし不適合がある場合は、クラウド型を諦めて自社専用に開発するか、それとも業務そのものを見直すかということになります。

運送の走行監視システムを導入して安全面と効率を向上させる

運送業の管理側は実際に車両を運転して荷物を運ぶドライバーの走行を監視する事はできませんが、システムを利用してデジタルタコメーターなどと連動させる事で走行状況を管理する事ができます。
運行状況を把握する事でドライバーの勤怠管理もできますし、輸送の進捗状況をリアルタイムで把握できます。
ドライバーの安全運転を担保するのも管理側の義務なので、安全な運行が実現されているかを確認するのにも役立ちます。
ドライバーが走った経路や走行時間も細かく情報として集められるので、経路を見直してより効率的な経路があれば見つける事ができます。
運送の走行監視をする中で情報を収集するだけでなく、運転日報を作成する事もできます。
日報は作成しないといけない義務があって、一年間の保管が義務付けられています。
従来のやり方だと運転手自身が日報を作成する方法が一般的でしたが、システム上で情報を拾って作成できるのでドライバーの負担を軽減できます。